Citron

ラフィキ:ふたりの夢のCitronのネタバレレビュー・内容・結末

ラフィキ:ふたりの夢(2018年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

車の中のシーンはどれも素敵だった。ピンクの花に囲まれた白い車の中に光が差し込んで、恋ってこういう感じだと思った。
相手のどこが好きっていうのじゃなくて、目で追わずにいられなくなる、気にかけてしまう。終始アフリカらしい色味でとても綺麗だった。
親たちだって幸せになってほしいと思ってるだけで、一概に悪いとは思えない。
散々ホモと馬鹿にされていた彼とは何を話したのだろうか。

同性愛を許すも許さないも関係なく、そこにあるものだと思う。しかし同性愛に限らず、今まで知らなかった新しい世界を知ったとき果たして受け止められるだろうかといつも思う。
私が許容できるかどうかはあくまで私の問題で当事者には関係ないけど、私が許容せず無意識に傷つけることは避けたい。
自分が絶対に差別をしないともわからないのだから、古い世界だけで生きる人のことを責める権利もないのだと思う。
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