10年にわたるイップ・マンサーガも本作で完結。この頃は結構老成しているはずであろうイップ師ですが、そんなもんドニー・イェンが黙ってるはずが無い!過去作同様見せ場を盛り沢山まき散らして颯爽と去っていったという感じ。
そして本シリーズは裏を返せばブルース・リーがどんだけ露出するのか、が肝となりますが、さすが最終作、我々の期待に裏切らない出番と活躍!ブルース・リー信者の方の見方は厳しいかもですが、少林サッカーの人のコピー度、私的には全然違和感は感じませんでした。むしろ泣きそうになる位良かった!舐めてかかって結局ボコられた青い胴着のカラテマン同様、サムズアップせざるを得ない。
今回の最大の敵はアメリカ海兵隊ですが、その背後には人種差別との戦いがメッセージとしてありました。そんな逆境もイップ師は、誠実さと強さで打ち負かし、そしていつもの大団円!
今までありがとうイップ・マン、有難うドニー・イェン!