このレビューはネタバレを含みます
複数の話が混じり合いながらも、差別に向き合う姿にはかなり胸を打たれた。Black Lives Matterの文脈を踏まえてみると、決して50年の昔話ではないことも感じられるし、それがイップマンが戦って勝った時の嬉しくなさそうな表情に現れている気がする。戦っても解決にならない、けど戦わなくてはいけない、こんな物憂げなアクションが成り立つのはドニーイェンならではだなと思う。
という見方もできるし、シンプルに悪を倒すヒーローものとしても見れるのでやっぱりイップマンは素晴らしい。個人的には、パンチを連続でぽかぽかやるところがめっちゃ好き。これで終わっちゃうのは寂しい。
あ、あとブルースリーも最後戦って欲しかった!