ひとよ…一夜…
タイトルにどんな意味があるのか?って思ってたけど、冒頭で一夜の文字。なるほどね😌
父親に暴力を振るわれ続けていた子供達。
それを守るように母親は父親を殺してしまった。。。
15年後に戻ってくるからねと約束をして、約束を果たした母親。
運命を狂わされた子供達…
母親役の田中裕子。
子供達の鈴木亮平、佐藤健、松岡茉優。
4人の演技に圧倒されてしまい、私の気持ちは家族の中にいつの間にかどっぷりと入り込んでいました😨
こちらを観た人によっては、いろんな意見があるんだと思う。
自分の子供が自分の旦那さんから暴力を受けてるのを目の前で見るなんて私には耐えられるわけがない。
今ニュースでそんな事件がいっぱい取り立たされてるけど、その度に胸が苦しくなるよ😢
子供を自由にしてあげたい、その苦しみから解放してあげたい…そんな一心で殺す選択をしてしまった母親。。。
殺人はそりゃあってはならない事。そんなのわかってるけど、母親がした事を全て間違ってるとはどうしても思えなかった。
それを批判的に責める人も大勢いると思う。
もし自分だったら?…同じ過ちを犯したかもしれない。
だからこちらを観て、どーしても母親を責める気持ちには全くなれなく、その事件の後の周りの寄ってたかって殺人者だ!と責め立てる人達に腹が立って仕方がなかった。
その後に残された人達の事を考えると…もう苦しいよ。どーしていいのか正直わからないよ😰
残された子供達の気持ちは実際には理解しがたい。
でもきっと何年も時間が経っていってわかってくれる日がくるんだろうなぁと思う。
今回は、かなり熱く語ってしまった…😓
それぐらいに、いろんな事を考えさせられた作品だったな。
白石監督はやはりさすが👏
壊れた家族が再生されていく姿を見て、家族はやっぱり家族なんだと改めて教えてもらったよ。
気分が暗くなるような話だけど、最後に皆んなが前に向かっている姿を観る事ができて、観終わった後は逆に気分は晴々としていたな😊