人間ドラマの感動をカーアクションで表現した怪作!
あの日から今までずっとタクシーは見てきた
タクシーは感情をうまく伝えられない人同士の不器用さ中継し、無言のまま側にいて、この物語の血管のように隅々まで張り巡らされていた
佐藤健の言語化できない感情の爆発がタクシーとタクシーの衝突として描かれており、あのガラスの飛び散りも涙を表しているのかもしれない
今までアクションが凄い映画も車を通して人間ドラマを描いた映画も沢山見てきたけど、それを絡ませた映画は本作が初めて
今まで真面目な青年の役しかやってこなかった佐藤健に1ミリも魅力を感じなかったが、本作で初めてかっこいいと思えた
柄の悪い役が似合うんだな