このレビューはネタバレを含みます
一冊の本を軸に話が進んだり、少年少女が活躍したり、芸術性の高いクリーチャーの造形だったり、精神病等だったり、ゴシック風だったり…。
キャッチーなものをしっかり詰め合わせにした作品。(脚本にギレルモデルトロがいるところもキャッチー。)
その上で、エンタメ感、ハリウッド感を足してます。
ただ結果としては…。
あまりいい印象は持ちませんでした。
パンズラビリンスや永遠の子供たちを期待すると、大分違うなぁ。
どちらかというと、ストーリーの骨子はitに近いかな。
ホラーと言ってるけど、基本、音で驚かす系なので、怖さはない。(音で脅かすとか、画面の色で脅かすとか、白髪のおばあさんで脅かすとか、正直、食傷気味の演出過多です。)
うーん。少年少女が冒険するアドベンチャー面が強く、グーニーズを思い出しました。けどなぁ…。
要するに、目を引く素材はいっぱい散りばめているものの、どれも既視感がして、結果、気持ちは入り込めない…というもったいない現象が起こりました。残念!