Mizi

デッド・ドント・ダイのMiziのネタバレレビュー・内容・結末

デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

どシュールな映画。大企業の水圧破砕工事というなんかわけわからない工事によって、地球の自転が早まり亡くなった人が墓からゾンビとなって蘇える。生前執着していた場所やモノに向かって行く。どんどんゾンビが増殖していき、最後はビルマーレーとアダムドライバーだけになる。2人で車から抜け出して、ゾンビをやっつけるが、とうとう、2人も噛まれて、ゾンビの一員になってしまう。
携帯を持たない、ビルマーレーでさえ、大量消費社会からは逃れられない。
ゾンビが内臓を食べるリアルな描写以外はひたすらシュール。ビルマーレーとアダムドライバーのセリフのやりとりが脚本外みたいだった。ティルダ・スウィントンは、仏教かぶれの宇宙人を演じていて笑えた。(日本人自体が仏教かぶれであると笑われてる気がする)コーヒーを求めてイギー・ポップがやや控えめに出てくるのも笑った。世捨て人のボブ(トムウェイツ)は森で唯一生き残っている。実験学校みたいな青い服を、着た2人の女の子と1人の男の子も森に逃げて行ってからどうなったかわからなかった。警察官役の三人は揃ってメガネをかけている→現実にフィルターがかかっている状態→はずすことによって現実が大量ゾンビ社会だと気づく→取り込まれる
ゾンビヲタクのフロド(ニックネーム)は、レクター博士の若い頃を演じていた。Tシャツの映画気になる。
ダイナーに、赤い帽子(GAMA)のブシェミと、青い帽子の黒人男性が両方テーブルにいてアメリカを象徴しているようだった。
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