このレビューはネタバレを含みます
ストーリーの根幹が本当に最後の最後でしか語られないので、一体何を観させられてるのかよく分からない感じでずっと進むのが、ちょっと…。
動機がわかっちゃうとこのストーリーのパズルはすぐ分かってしまうのでしょうがないとは思うが、その核のプロットを知ってしまえば、全体の構成が非常に貧弱なので、ご都合主義の塊な感じがした。
9人の翻訳家は都合よく集められており、個人的な復讐心のために死んでしまった人が2人いる。
なんともいたたまれない。
成敗の対象者を陥れるために、こんなに杜撰な計画でいいのかよ。
恩師との出会いも簡素で、なんでそこにいるのかは何も語られない。
ラストが、あ。そういうことなのねって分かった瞬間に、上のような疑問がぶわわわわわあああああって思っちゃってダメでした。