AKI

9人の翻訳家 囚われたベストセラーのAKIのレビュー・感想・評価

4.0
見た後、実話をもとにと知って2度興奮しました。
すっごいな!ダヴィンチコード!←そこ

文句なしに面白かった!
タイピストの監督、2作目(?)

「大ベストセラー三部作の完結編が遂に完成!世界同時出版のために9カ国の翻訳者が完全隔離された洋館の密室に集められる。ところが、冒頭の10ページがネットに流出!!完璧な犯罪プロットをさらに真犯人の驚愕の目的とは?」by公式サイト

というのがこの映画の概要ですが、その概要すらも事前にインプットしてなかったので状況把握にカロリー使い前半疲れました...概要くらいは予習すべし。

この話、原稿の一部がネットに流出して犯人捜しがはじまるあたりから緊迫感が出て面白くなってきます。
そして、あいつでもない、こいつでもないを繰り返す中で、徐々に真相が見えてくるのですが、この事件の動機が冒頭のシーンと繋がっていて、動機の深さを表していました。
よくよく考えたら被害者出てるし、犯人何してくれてんのよ、って途中まで思うんです。金欲しさだと思ってるんで。
でも真の動機を知ることで、色々覆るのですが、最後にどどーっと真相を見せるあたり、「オーケストラ!」に似た気持ちよさがありました。

やっぱりフランス映画は素晴らしい。
AKI

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