ゾロ

9人の翻訳家 囚われたベストセラーのゾロのレビュー・感想・評価

3.5
ダン・ブラウン『インフェルノ』の実話
(地下牢での軟禁による翻訳作業)をベースに、
インターネットなどデジタル要素を
組み込んだミステリー映画


時間軸のズレや
立ち位置のミスリード
小説や会話の引用など
多重の伏線を張っている


ラストで怒涛の伏線回収という
展開ではなく、小出しにネタが
明かされていく展開は
物凄く丁寧に作られていて
逆に先読みがしやすく
全体的に平坦なイメージ


最後に、衝撃の事実を明かす展開にも
さほど、驚きはなかった


それより、

文学に対する愛が散りばめられている

と感じたし

本を読みたくなった




”007”の小ネタが遊び心満載で好き
ゾロ

ゾロ