みずき

わたしは光をにぎっているのみずきのレビュー・感想・評価

わたしは光をにぎっている(2019年製作の映画)
4.1
生まれ故郷の景色、東京下町の景色、どちらも美しい。
全編通して、レトロな雰囲気のカットが魅力的だけど、それだけじゃない。
「やれることからやっていく、ちいさなことでもいいから」

登場人物たちがぽつりと呟くなにげない言葉から、「働くとはどういうことなのか」をあらためて考えさせられた。
これからもどんどん消えていってしまうであろう日本のよい光景がたくさん詰まった映画だったと思う。

自分にとって心から大切な場所、がある澪が、少し羨ましくもあった。まぶしかった。

2019.11.24.シネリーブル梅田
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