まーくん

ONE PIECE ワンピース 呪われた聖剣のまーくんのレビュー・感想・評価

3.3
ONE PIECE5作目

伝説の宝刀「七星剣」があるというアスカ島に上陸した麦わらの一味。探検に出かけようとするも、船番をしていたゾロがいなくなってしまう。
ゾロを探す麦わらの一味はマヤという少女と出会い、七星剣の呪いとゾロの幼馴染であるサガの計画に巻き込まれていく。


ゾロに焦点を当てた作品。
だが、くいなという幼馴染を原作で出していてそれ以外の描写がないのに、新たにサガという幼馴染を出す点に少し違和感。
ゾロの過去などの描写も少なく説得力も薄め。

そしてゾロ、サガ達を騙すためとはいえ、味方を刀で切り付けるのはやりすぎだ。まだ峰打ちならよかったけれど。操られているわけでもないし。

この2点に関しては後の『ONE PIECE FILM RED』のウタの存在やWCI編のサンジVSルフィでは上手く描写していたように思う。

全体的に暗い雰囲気でONE PIECEらしくない展開だったところが少し微妙だった。
ただ、ルフィとウソップの洞窟探検が面白すぎてまだマシになっている。
ラストの赤い月を背にサガを倒すゾロも良い。


「運命なんて、誰が決めるもんでもねェ
自分で決めるもんだ」
まーくん

まーくん