ブルーノ・ガンツ出演で鑑賞。
最初は、青年の恋愛あれこれに少々ウンザリしたものの、最後は大変良かったです。
故郷の母親への葉書も良くて、時々見る夢をメモしなさいとフロイトに言われたから…とは言え、それにも正直言ってもういいよ!と思っていましたが、夢の中でしか自由に物も言えない時代だったのですね。それに気付かされた時、夢の意味が分かり切なくなりました。
フロイト教授は元より、お店のご主人も良くて脇を固める俳優陣に助けられた映画でしたね。
セットや小道具もとても素敵でした。ただ、時代背景と主人公が思いを寄せる女性は、役どころで仕方ないのですが、どうしても好きになれませんでしたね。ごめんなさい。