これはもう圧倒的に構成力の勝利。『アス』にしてもそうだけど、ひとつのストーリーの中に間接的に社会問題を詰めて、別の側面から問題を提議する技が素晴らしい。それでいて他国の人が観ても、ちゃんと伝わってくるからすごいと思う。こういうのを描ける日本人がいないんだよなー(小説家はいるけど)。それは問題の本質を掴んでいるから作れるわけで、一貫して社会問題のメタファー作品を作ってきたポンさんだからできた芸当。お見事！ (●’ᴗ’●)✧
ここに書くことじゃなけど、2019年で観たかった海外作品はこれで観終わり。全部で70本観た中で、私のベスト10は以下のとおりです。
1. 「荒野にて」
2. 「バーニング 劇場版」
3. 「Girl／ガール」
4. 「2人のローマ教皇」
5. 「サラブレッド」
6. 「幸福なラザロ」
7. 「サスペリア」
8. 「ジョーカー」
9. 「アス」
10. 「レゴ® ムービー2」
