この作品の面白いと思った点は
貧困層の実情は分かりやすく描いてるのに
富裕層の実情は完全に視聴者に委ねてる所。
あの金持ち家族の中で唯一"普通"なのが娘だけ。
奥さんは世間知らず純粋無垢な感じ。
あの社長夫は奥さんを飾り物と思ってる(?)のか、愛してるって自信持って言えてないし、息子は可愛がるのに娘と明らかに距離がある点から社長夫の人間性の一部分が垣間見える。
それが最後のあの庭でのシーンではっきり描かれててポン・ジュノ監督...流石だな...と思う。
息子が描いた2枚の絵の真相に気づいた時はゾッとしました。
