パラサイト 半地下の家族のものネタバレレビュー・内容・結末

めちゃくちゃに面白い！！という感想をたくさん聞いていたので、期待値高めで見ました〜

次が読めない展開で、ストーリーがどんどん転がっていくので飽きずにあっという間に見切ってしまいました。特に後半はハラハラドキドキする場面が盛り沢山。

地上、半地下、地下室っていう3階層と身分がリンクされていること
地下室にあるコンドームとソファでの情事が、身分関係ない人間の欲、だけど地下では子供は作れないというその差
とかとか、細かいところまでその韓国の身分格差の強調表現がすごい。
恥ずかしながらこの映画を見るまで半地下の存在とか知らなかったけど、リアルだなぁと考えさせられるものがありました。

ただハッピーエンドではないので見終わった後になんとなく重たい気分になってしまって、
自分の気持ちに余裕がある時に見たほうがいいと思います。

何かでチラッと見た監督の話で
『絶対的な悪も正義も出てこない、みんなが等しくどこか狡い。そしてそんな普通の人たちが絡み合って破滅に向かっていく』
というような言葉が印象に残って
確かになぁ、だからこそリアルだ、、と視聴後にまた考えさせられました。