パラサイト 半地下の家族のネタバレレビュー・内容・結末

「パラサイト 半地下の家族」に投稿されたネタバレ・内容・結末

久々の韓国映画
期待して観たけど少しガッカリ

構図や無音のシーンの魅せ方はすごいな!と思ったけど、どうしてもストーリー上気になったのが2点。

何人も逃げ出したダソンの美術教師を、ネット情報でパク夫人を騙して採用されただけのギジョンが難なく務めている点。
(膝に座って絵を描いたり、においに言及しながらもダソンも懐いてるように見える)

ダソンが気付いた半地下の一家4人がまとうにおいについても、パク社長はあんなに嫌うのに、パク夫人は後半になってやっと気づくし、ダヘは気にせずギウと居る点。
においが一線を超えるキーワードでもあるのだから、これは気になった。
ここ数年観た中で一番好きな映画です。

豪雨も高台に住む大金持ちにとっては子守唄、半地下に住む人々にとっては家をも失う災害
残酷な対比の繰り返しですが一時も目を逸らせませんでした。

この作品にハマったことで韓国の受験や就職事情について調べ、少しばかり知識が増えたこともいい思い出です

どの人物も過去が詳しく掘り下げられないので、それぞれの夫婦の出会いや、キム兄妹の大学受験の話、キム一家が全員無職になってしまった理由がわかるような場面がもう少し欲しかったです。
あと、勝手な決めつけだけど、ドンイクさんはあんなにもお金あるのに不倫してる描写がなかったのが意外だった笑笑
日本版なら間違いなく不倫してる立ち位置だと思います。
格差社会すぎる〜
いかに格差社会がひどいものか
わかりやすくていい映画でした。

最初の方はコミカルにパラサイトしていくシーンだったからコメディのように見れたけど、後半考えさせられる。

最後の殺されるシーンは展開が早いようで
早くない。憎い?憎しみが生まれる瞬間はたくさんあった

金持ち側から発される一線っていうのが
残酷。
一線を越えるなって言われたら、自分でも悔しいとか憎いとか色んな感情湧き出るかも
映画館で観た。あとにNetflixでもう一度見た。2回目で気付いたこととかあって面白かった〜〜

すごい競争社会、格差社会…
普通に勉強、美術を教えられる息子と娘に元スポーツ選手で家事万能な母親、運転手できるくらいの運転スキルがある父親。みんな凄い特技?取り柄?があるのに職がない…厳しい社会だなあ

そしてダソンが台所で見たお化けは地下から出てきたグンセだよね…

ラストのギウが家を買うっていう計画のところ、あんな裕福な家族が住んでいた所ギウが買うのはどんな仕事を何年するんだか…と思ってたら監督さんがインタビューでギウの平均年収では買うのに547年かかると言っていた。実現しない計画

どの家族も幸せになれない映画
かなり細かく構成は練られていて、話の進行上の演出はとてもスムーズだった。

ロケーションと登場人物がかなり絞られていたので、わかりやすいように作られている映画だと思う。

貧富の家族それぞれ、話術や機転が利くというかなりキレものであったのに、生まれの違いでこんなに待遇に差が出るのか。
能力的には富裕層のバカ嫁より秀でてる部分が多かったのだろう。
もう2家族養えるくらいの富の差。これがどこからきてるのか、それは描かれていなかった。
これはもしかすると貧困層でもインターネットにアクセスできる以上、一定量の教養は得られる、という示唆だったのかもしれないが、それにしても執事として実質的にこなせるタスクの質を考えれば、金持ちの家で執事をすることに対して全く問題ないレベルの教養・技術というのはそう簡単な話ではないはず。

貧困層でもこれくらいの能力はある、むしろ富裕層は無防備でポンコツであるという悲運のめぐりあわせを描いているのか、たまたまスキルがかみあった貧困層からの弱者の一撃という痛快さを書いているのか、どちらが主軸かがやや判断に迷うところである。
なんらかの社会的なメッセージが強く乗っているように感じるが、それが何かを僕が読み解けなかったという点においては、ピンぼけしていてあまり素直に面白いと感じられなかった。最後、結局金持ち夢想オチであったことを考えると、それでも変えられない生まれの構造という話なのだろうか。

最後失神しただけの息子を、ナイフで刺された人たちより優先するとか、どれだけ逼迫した環境でもにおいがダメとか、富裕層の欺瞞的なシーンはかなり色強めに描かれていて、彼らに対する好意的なイメージはなかった。けど、それで刺すのかな…。無敵の人にロジックは通用しないという点でいうと、韓国でも日本でも構造的には同じなのかもしれない。

しかしよく反芻してみると本当に構成はよくできていて、無駄な演出とか、半端な伏線みたいなものがなく、ちょうど出来事と出来事がうまくつながっているので、かなり細かく描写を思い出せるようにできている。

一個やや浮いてる要素としてはあの霊験あらたか?な石で、なんで長男があれをもって地下室に降りたのか、最後川に沈めたのは何だったのか、とかなんかいろいろどよくわからない。幸運の象徴として、という話であれば、半地下で浸水した時点で例えば割れてるとか、現状を示すような動静があってもよかったと思うが、そういうわけではなかったし。
俺はふさわしいか?って言いながら石をもって地下に降りて行ってから、ええと、、、いや、やっぱりわからない。地下の二人を例えば殺そうとしていたとして、その石を使う必然性は今のところ思いつかない。

一方でなんか逆流するトイレを抑えながらタバコをふかす姉ちゃんはかっこよかった。よく考えたらあのシーンもなんなんだって感じはするけど。半地下の象徴?
" ベイビーブローカー"を観ようと思っているので再度試聴。

この映画を観る時、僕がいつも思い出すのは芥川龍之介の"蜘蛛の糸"です。

不幸な暮らし(半地下)から、脱出する為に僅かに見えた糸(光の当たる地上)に手を伸ばすけれど、欲を出した為に結局は以前よりも不幸な境遇(地下での幽閉暮らし)に陥ってしまう、と言う皮肉を感じずにはいられません。

補足すると半地下と言うのは韓国のソウルで対北朝鮮の侵攻に備えたシェルターで、居住には向かない格安で貸し出すアパートメント形式だそうです。そのため、トイレだけは高い所に設置して下水対策としているそうです。

つまり、"半地下の家族"とは、格差が凄まじい韓国の貧困家庭の象徴なのです。
ずっと見たかった作品。
映画としては、構成とか登場人物の感情とか、社会問題とか散りばめられてて凄く良かったけど、見てて辛かった。
どんどん寄生していくところとか、全体的にテンポが良かった。
運転手追い出したとことか、そこまでするか?って思ったりするけど、極限の生活してるから、そうなっちゃうのかなって、
奥様を愛しているんですね、っていうセリフはお金持ちへの皮肉なのかなって思った。お金があるから、奥様の行動に全部答えられるんですね、良かったですね、的な。
最後、ギジョンが刺されたのに、気を失った自分の息子の方だけを心配して、クルマを出せ!って言ってるとこが印象的やった。お金持ちからしたら下人はどうでも良くて、命を命と思ってない感じに、格差が凄く現れてた。
お腹すいてるだろうからって、ご飯を届けようとしたギジョンは刺し殺されて、トドメを刺そうとしたギウは生きてるの、
めっちゃ皮肉でよかった。心の優しさとか全然関係なくて、人生は運でしかない。死ぬ人は死ぬし、生きる人は生きる、お金持ちに生まれるか貧乏に生まれるかも運でしかない。人生の理不尽さをオチで持ってきてて良かった。
この作品は『臭い』がテーマ
ギテク(ソン・ガンホ)がドンイク(イ・ソンギュン)に車の鍵を渡すシーンで臭いで不快な顔をした後ドンイクを刺し自ら地下へ逃げ込むシーンは見もの

もし自分の家に地下があって誰かが住み着いていたとしたらと思うと考えただけでゾッとする
ようやく鑑賞!怖いシーンがけっこうあると聞いてビビりすぎて、どのシーンか予備知識を入れてから臨みました。笑

いやあ闇深い作品だった。同じ人間なのに、生まれた場所や境遇が少し違うだけでどうしてこうも人生が違ってしまうのかと。まさに人生ガチャ。
なんか誰も悪くないからこそ悲しくなる。もっと違う方法はなかったのかなって。

あと作品のキーワードでもある「臭い」。これが最初から最後まで関係してくるとは。
本質は好きなのに、ちょっとした発言が最後まで引っかかって、何かの拍子にトリガーになってしまうことって、あるよなあ。

韓国の半地下の生活はリアルで、暗くて、悲しくて、目を背けたくなった。
階層の差を縦のカメラワークとか物理的線で表してるところ最高〜
侵略(寄生)をインディアンで暗喩するのもめっちゃ好き
チェウシク大好き🤭❗️
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