Amazon Prime Videoでの配信終了前に再鑑賞。監督はポン・ジュノで、2020年アカデミー賞での4部門受賞もまだ記憶に新しい。
格差社会の構図を、後半の展開も含めかなり抽象的に表現しているのが興味深い。下から上へ、上から下へ。時には他人をダブルミーニングで蹴落としたりするも、結局しわ寄せが向かう先を教える水の流れ。この辺りは本当にお見事。
成り上がりモノとしてのカタルシスはかなり序盤に達成され、そこから二転三転していくストーリーと考察意欲を刺激する様々な伏線が秀逸なんですよね。
自分では意識する事が難しい“匂い”がキーファクトで、潜在的に染み付いてしまう残酷さはやるせない気持ちになりました。
劇中、韓国インスタント麺の“チャパゲティ”と“ノグリ”そして“高級牛肉”を入れて作る“チャパグリ”が登場しますが、これはあの家に居る三家族を暗に示していたのかな🍜
私は良く“プルダックポックンミョン”が好きで食べますが、加えるのは卵と隠し味程度の醤油のみ。The 庶民😂
“リスペクト!”