韓国映画独特のじっとり暗い雰囲気に対して、ハラハラドキドキのストーリー展開で心がぐちゃぐちゃになる。
映画を見終わった後はすごく後味が悪く、精神的に磨耗した笑(それだけ視聴者の心を揺さぶる映画である)
ネット上ではブラックコメディや現代版ホラーと評されているが、演出の丁寧さからあたかもリアリティ番組を観ているかのよう。
緊張感、恐怖感を煽る音響や所々脚本に散りばめられるジョークも相まって独自の世界観が表現されている。
この映画のテーマは観る者の立場によって異なり、恐怖を感じるポイントもまた異なるだろう。テーマの多様さ、重厚さ、複雑さも絶賛の一因ではないだろうか。