前半のコメディから一転先の読めないハラハラからの怒涛の展開。
太陽がいっぱいでもあるし万引き家族でもあるしタイタニックでもあるしJOKERとも通じるような…
自分たちさえよければいいのか。
お金さえあれば良いのか。
他人から奪って、この絶望的な格差のなかうまく立ち回ってそれに寄生して息を潜めて。
ニオイという言葉、差別の意識すらない差別にぶちあたって自己を取り戻していく。
JOKERと同じで何度かの階段のシーンが心に迫る。もっと分かりやすく水害で描いているけど。
あと笑いが止まらないところ。
最後も山の上から家を見下ろす、というのはそういうことなのかな。まさかあっち側にいっちゃったエンド?
となると、このかぞくに救いはあるのかな…
かりにまぼろしだとしても遠目にお母さんが庭の木の下をのぞいてるの唸る。
そこに埋めたんだよ。うーん。
もう一度見たい。