のりちり

パラサイト 半地下の家族ののりちりのレビュー・感想・評価

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)
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映画館鑑賞。

邦画「万引き家族」と同じで、お金はなく困っているのは同じだが、息子が金持ちの家庭教師を引き継いでからはまったく違った展開になっていくことに驚いた。
こんなに才能があるのなら、こんな半地下で生きていくこともなさそうなものだが、一度、底辺まで落ちてしまうと、そこから抜け出すのは難しいということを物語っていた。

お金持ちの家にパラサイトした一家。
このままうまくいくと思いきや、やはりうまく事は運ばないようにできていた。
そこからの転落ぶりはすごかった。
貧乏人は貧乏人同士でしのぎを削っている間、金持ちは全然変に思わないところが対照的。
大雨が降ったときの住まいがこれでもかと思うほど、対照的。
しかし、一度火ぶたが切って落とされると、金持ちにも現実が突き付けられた。


これで終わりかと思いきや、まだ貧乏人はしぶとい。
早く、家が持てるといいね~
それまでお父さん頑張ってね。

韓国のお金持ちは、もしものためにきっとシェルターを持っているに違いない。
太陽政策は信じていない。
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