ポップさと奇妙さとえぐみが、混沌に入り混じっていて、観ていてなんとも不思議な感情になった映画だった。
埋められない貧富の差と、意識しなくてもそこから生まれてしまう妬み嫉みひねくれが、浮き彫りだったなあと。
でも、家族の形がどうであれ
裕福さがどうであれ、家族が想い合う気持ちは同じなんだと改めて感じた。
人はやっぱり自分たちが1番大事で、他人がどう思うか、を忘れてしまいがち。
それが自分をどん底に落とし兼ねないことも。どんなときでも、立場の違う人の感情を想像することは大事だなと。
ちなみに、所々に散りばめられているコメディ感はたまらなく好きだった。