このレビューはネタバレを含みます
韓国の人の、金持ちの捉え方が
こんな感じなのだろうか。
序盤で主人公家族の息子の友人が
そのようなことを告げてはいるし、画で見てもそんな感じにはとれるけど
話を進めていく上で、都合のいいように
金持ち家族が、馬鹿で、無頓着で
センサーだと思っている、電気の配線を調べられたら
一度目の山場は、あのような感じにはならないだろうし
終わりに
松田龍平に似ている、登場人物が
あのような思いを抱くこともないだろう。
タイトルについている日本版の副題も
ある種、観ているうちにネタバレというか何というか、な思いを巡らせてしまう。
驚きもなく、想像の範囲内で収まっているようにもみえて
「parasite」だけでよかった気もする。
韓国映画ではあるが
昭和を、何となく感じた気もするし
また、何となく、50代辺り以上の方が観たら
何か刺さることがあるのではないかと思ったりもしたし
同じ詐欺をするような物語でも
今の日本だと、もっと綺麗にまとめてしまうのだろうな、と。