ポスターのビジュアルだけで他の情報を遮断して挑みました。
スリラーとかサスペンス的な感じかなーなんて勝手に想像しながら。
観終わったあと思い出しました。
オクジャ撮った人だったと。
あのブラックコメディとシリアスな問題を題材にしたファンタジーを撮ってた監督だった。
本作もブラックコメディと人間の怖さ、笑っちゃうけど笑っていい事件なのかこれっていう感情を狂わす作り。
とてもわかりやすい格差。敢えてステレオタイプに描いていそうな金持ち家族。
このままこの流れで行くのかと思いきや、さらに「深い層」の話が飛んでくる。
かなりエキセントリックなキワモノを引き連れて。
よく出来た脚本、構成でイカれてて悲哀と皮肉があって、これリメイクとかしても違うものになっちゃうだろうな、この温度とか空気は韓国映画に出せるものだよなと思いました。
これ絶対帰ってくるやろとわかるような金持ち不在の家の様子やトラウマ克服よ!というヤバい事が起こるのがバレバレなフラグの台詞。わかりやすくて笑っちゃう。
余談ですけど(ややネタバレ?)
長男の最後のあのいつかお金持ちに〜的なくだりに出てくる姿はアイドルになったのかなと思うスタイルでしたw
リメイク無いだろうと思いながら
長男加瀬亮、長女蒼井優、母池谷のぶえ...とか自然と想像していた。