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パラサイト 半地下の家族のnのネタバレレビュー・内容・結末

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)
4.4

このレビューはネタバレを含みます

見終わったあと世界の山ちゃんで飲んでたんだけど、「昨今の日本映画タイトルをもじってパラサイトを表現しよう」選手権を開催し、
『経歴を偽っただけなのに』
『8分後にジャージャー麺は難しい』
が入賞しました。

個人的には剛力彩芽似のパク・ソダムちゃんが圧倒的優勝。ジェシカのカリスマ性。車にパンツを置いていくのは大胆すぎる。駅からノーパンで帰ったんか。ザ☆韓国の整形美人(してなかったらごめん)風の金持ち奥様と見た目も性格も実に対照的に描かれている。

奥様はというと、顔が綺麗なだけでヒステリックだし、夫がいないと生きていけない典型例だし、家事できないし、品もない。すぐに騙されるチョロい女。でも根っからの嫌な奴ではないので、夫婦関係も悪くはなく、ソン・ガンホも「心が優しいんだ」と好印象を抱いている。このソン・ガンホの奥様に対する憧れが、ラストの展開につながったのではと、私は思っている。

だいたい女性の登場人物ばかり注目してしまうワイ目線で申しますと、金持ち娘の恋に恋してる感じも、あの年齢にありがちリアルでよかったです。一番身近にいる他人に惚れちゃうお年頃。

最初は家族全員が経歴詐称で金持ちの家に就職したから、なるほどパラサイトだったのに、桃の家政婦カムバックして地下シェルターから真のラスボス年代物パラサイト出てきちゃう展開には笑いました。誰が予想できるあんな展開……笑

貧困や格差社会も勿論感じたけど、能力主義で這い上がれるのか?っていう気骨に溢れた映画と思いました。一家の危機回避能力に酔いしれろ!ポンジュノリスペクトッ!

ブログに景石やインディアンについても考察を書いています。↓
https://nobuco025.com/parasite
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