マカヒキ

パラサイト 半地下の家族のマカヒキのネタバレレビュー・内容・結末

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

社会派映画の割にはエンターテイメント色も強くてしっかり楽しめる映画だった。韓国の格差社会の構図をしっかりと描いていて、すごくネガティブで暗い印象。富裕層にとって貧困層は汚くて、見たくないものであって、その表現に臭いを使ったのは斬新でかつわかりやすい。たぶん、富裕層にとっては、僕たちがホームレスを見るような感覚なのであろう。だからこそ一線を超えてほしくないと社長は思っていた。ホームレスが自分達のプライベートに関わってくると思うとぞっとするように。そのような対象が貧困層の多くに広がっていると考えると韓国の格差は深刻で、すごく暗い社会なのだろう。最後の終わりかたはちょっと救いがないように感じて悲しくなった。
マカヒキ

マカヒキ