よくできているなーと思った。
テンポが良くて飽きないし、難解な部分が全く無くてわかりやすい。脚本の完成度はもちろん、キャスティングも絶妙。
匂いにより埋められない溝を察してしまう表現がとても良かった。誰かの犠牲で成り立っている、高級な暮らし。
"カメラを止めるな"も似たような感想を抱いたけど、わかりやすく飽きさせない映画というのは、最近のスマホ時代のトレンドなのか、良くも悪くもまだ未成熟なアジア映画の特徴なのか。
好きかと言われると、もう少し遠回しな表現の方が好きかもなーでも難解にせず誰にとっても明快なのも良いことだよなーと逡巡する。