このレビューはネタバレを含みます
話題作を見てきました。
言葉にする練習がてら感想を綴ります。
▼ひとこと感想
疲れた。ひたすらに疲れた。
普段は見ないようにしている「美しくないもの」を強烈に突きつけられました。
▼感想
前半はポップな展開で話に入りやすい。
しかし、嵐の夜に場面が転換してからは
シリアスかつ怒涛の展開にドキドキ。
最後には伝えたいテーマであろう、
「絶望的なまでの貧富の差」を
強烈に突きつけられる。
キム家族の視点で2hほど過ごしていたせいか
観劇後、有楽町の裕福さをもどかしく感じる
自分がいました。物語の力のおそろしさよ。
▼個人的に印象的だったシーン
・家政婦の旦那が地下から送る「助けて」
のモールス信号。ダソンが気がつくも
結局助からない。
・家を買うことが妄想だとわかるラストシーン
自力では埋められない絶望的な「貧富の差」。
すごく強烈なメッセージ性を感じました。