このレビューはネタバレを含みます
なかなか食指が動かなかったんですが、アカデミー取ったし義務感で鑑賞。だがしかし、期待を上回る素晴らしい衝撃作でした。
まず「高低差」の徹底っぷり。
パク夫は階段を「上る」シーンしか写されていない反面、パラサイト一家は半地下の家に「下る」。格差のメタファー。
弟くんの絵が完全に悲劇のお誕生日会を表していたり、伏線が随所に散りばめられていて回収が楽しい。インディアンにはまっているのも、嗅覚が優れているのも、弟くんだけ事態を予知していた…?
中盤のテーブルの下に隠れる一連のシーンは、ドキドキしすぎて100メートルを全力疾走したかのような脈の速さだった…寿命縮まった…。あたしゃ幼少期からかくれんぼ苦手なんよ…。なにこの没入感。
北朝鮮女子アナディスりのシーンはくそわろたw韓国人もあぁいう風に思ってるのねww
中だるみもなく展開が二転三転し、テーマ性は重いんですがコメディタッチで観やすかったです。傑作!