大原海輝

るろうに剣心 最終章 The Finalの大原海輝のレビュー・感想・評価

-

映画『るろうに剣心 最終章 The Final』

過去との対峙。今を生きる為に。

あらすじは…
人斬り抜刀斎として恐れられた緋村剣心は、時代を越え明治に生きていた。斬れない刀、逆刃刀に持ち替えて二度と人を殺さないと誓う。日本転覆を狙った志々雄真実をはじめ数々の敵との戦いを乗り越えた今は、仲間たちと平穏な日々を送っていた。

ある日、東京が何者かに攻撃され、上海マフィアの頭目・雪代 縁が現れる。剣心の十字傷の謎を知る彼こそが、剣心自らが生み出してしまった最恐最悪の敵だった。剣心に強烈な恨みを持ち、剣心だけではなく剣心が作った新時代をも破壊するため人誅を仕掛けてくる。
全てを悟った剣心は、薫や仲間達を集め自分の過去を語り始める。かつて結婚していたこと、そして自らの手で妻を斬殺したこと。今まで語られることのなかった衝撃の過去に仲間たちはショックを受ける。
その矢先、遂に縁による東京への総攻撃が開始され、一瞬で修羅場と化す。そして縁の復讐は、容赦なく向けられていく。剣心は、逃れられない運命を背負い、愛する者のため全てをかけて立ち向かう、最後の戦いが始まる。


過去との対峙。今を生きる為に。

過去に囚われるからこそ人間であり、それもまた一つの生きるとなる。生きると想いは、それぞれだからこそ、今を生きる為に翻弄される。それぞれの選択は…

いやー。待ったましたよ。錚々たる面々の熱演は、もちろん。あるシーンは、歓喜しました。ずるいね笑
7年ぶりの新作。今までを見ている人は、復習して見るべし!!

次作を見越した剣心の傷の過去も丁寧に残しながら、堂々たる最後を飾りました。

最終章となる今回は、The Final始まり、次のThe Beginningで終わる。楽しみです。
大原海輝

大原海輝