このレビューはネタバレを含みます
この映画を人が作ったと考えると可能性に感動する。
1作目から江口洋介に惚れ込んでるので今回の序盤のシーンは嬉しかった。
離れた車両で縁と警察がやりあってるのに慌てることなくそこにじりじり向かっていく時の顔。牙突もめちゃくちゃかっこよくなってた。
個人的に今作のMVPは太鳳ちゃんだと思う。アクションはもちろんすごいけど、訴えかけるような目が本当に印象的。
原作同様弥彦がクローズアップされていた。ラストの暗転からの弥彦、良かった。かわいい。
ストーリーでは前回の二部作の方に厚みを感じたけど、とにかくアクションに圧巻。真剣佑の腕の血管はあれはリアルなのかな。凄かった。
登場人物の感情を深堀してほしかったのは少しあるけれど、それにしてもめちゃくちゃ良かった。
加えて胸熱展開。彼は黒髪が一番似合う。キャストに載せないでいてくれてありがとうという思い。嬉しくて嬉しくて叫んでしまいそうだった。
蒼紫に関しては、操を押し出すための蒼紫様でした。伊勢谷友介、やっぱり良い俳優さんだと思うので今作はもっと出してほしかった。なにより無事公開できたことに安心。
蒼紫と操の身長差を利用した戦い方も、翁のオマージュみたいな蒼紫の蹴りも、外法の~っていう原作でめちゃくちゃかっこいいセリフも取り入れられていて、御庭番好きとしてはすごくテンション上がった。
活躍する人とそれを見守る立場の人、かなり分かりやすい演出で、今作は弥彦が頑張り屋で恵は前半メインの出演だったり。
左之助はシリーズ通して怪我しすぎ。流石。最後死にかけすぎん？常に満身創痍。
5/6 2回目
やっぱり牙突かっこよすぎ
