水辺の君に

新感染半島 ファイナル・ステージの水辺の君にのレビュー・感想・評価

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前作鑑賞済。やっと鑑賞できました。
勝手に完全な続きだと思ってたんですけど、世界観は繋がりつつ全くの別物だったんですね。前作はあの列車の中でのゾンビモノっていう斬新さと内容が良かったんですが、今回はベースが完全なテンプレゾンビモノに。なんなら韓国のウォーキングデッド。
がしかし、今作最大の魅力はなんといってもお姉ちゃんのカーアクション!元々ハイレベルな韓国映画のカーアクションがゾンビモノの中でも生き生きとしてて最高でしたね。あそこは韓国のマッドマックス。それだけで今作の魅力が十分。
そしてあの家族を見捨てたことと自分の家族も助けられなかったという負い目を背負って4年生きてきた憂いを完全に表現してるカン・ドンウォン。ホントこーゆー演技が上手いし似合うよなー。勿論姉妹やいい働きするお爺ちゃんやあのお母さんも良くて。老人とシングルマザーと子供という社会的弱者があの新世界でちゃんとサバイブしてるということにも惹かれますね。あのラストもよかった。
というわけでなんだかんだで楽しめる作品でした。
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