あんなにキレイに終わった1作目があって、どうやって続編作るかと思ったら、登場人物は当然総入れ替えなんですね。
でも、冒頭、すでにゾンビが暴れ始めている最中、助けを求める家族を素通りしていく主人公の姿を見ると、「自己犠牲」という1作目からのテーマの繋がりをすぐに感じ、世界観に入りやすかった。
1作目の方が日常の延長線上の話であるぶん、感情移入もしやすくエモーショナルだったが、続編でも「泣けるゾンビ映画」という要素が継承されてて良かったです。
1作目よりパワーアップした点として、それは一目瞭然にアクションシーン。
でも、あまりに豪快なカーチェイスを見ていると、ハラハラしつつもちょっと笑っちゃいますよね(^^;
ゾンビに占拠された韓国で生き延びてると、運転技術もレーサー以上に鍛えられるのかな(笑)
1作目は基本的に列車の中という限られたシチュエーションで緊迫感を高めていたのが、続編では真逆にベクトルを振って、広いフィールドを生かしたアクション映画にしてしまうとは。
エンターテインメントとして大胆に、1作目とは全然違う面白さを追求しているところが新鮮。
本当、あっという間で爽快な2時間でした!
それにしても、631部隊の面々、マジでクレイジーすぎて、ゾンビよりも怖かったぜ...。