さー

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ 完全版のさーのレビュー・感想・評価

3.7
愛すべき宝塚歌劇団(雪組)にてミュージカル化決定の報に背中を押され、長尺に尻込みしつつ鑑賞いたしました。

昼に見始めたのに気づいたら夕方だった…この時間泥棒!4時間近い大作なのに、体感90分…もしかしてこれがアヘンの効能ですか?いいえ、これはモリコネ(モルヒネ風)の効能です。音楽良すぎすぎる…

記憶に残っているシーンは、女の子にあげようと持ってきたケーキ食べちゃうとことか、車で海にダイブしちゃうとことか、大筋と関係ない部分ばかりで、それがまさに、主人公の思い出(昔語り?)を共有するというこの映画の醍醐味なのかな。

ときどき(いや…それ女は絶対許さんぞ…くたばれ…)と思ってしまうシーンがあって、その度に複雑な気持ちになったので、諸手を上げて絶賛はできないけれど、ひとりの人間の人生、そしてひとつの時代をまるごと見せてもらった充足感はとてもある。

しかしタカラヅカ…この話の後に羽を背負って降りてくるのか??楽しみでしかないぞ??←
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