Hiroe

あなたの名前を呼べたならのHiroeのレビュー・感想・評価

あなたの名前を呼べたなら(2018年製作の映画)
3.2
身分制がなくなっても、社会に染み付いた身分的な感覚はなかなか無くならないんでしょうね。特に人の出入りの少ない田舎であればあるほど、固定的な観念は変化しない。一方で、ラトナはそれを諦めとともに受け入れつつも、妹は自由に暮らしてほしいと思っているところに救いがあるかなとも。日本にもまだ女性に対する差別はあるけれど、この厳しい現実を見ると、インドに生まれなくてよかったと思うのでした。
Hiroe

Hiroe