とても穏やかに静かに恋の香りが漂いはじめる。
デザイナーを夢見るラトナを優しく後押ししようとするアシュヴィン。
全てを包み込むような思いやりに胸が苦しくなる。
インドの階級社会が抱える問題を解決に導くような本作が、インド本国で上映されるよう願う。
ラトナが着ている、サリーとインナーのカラーコーディネートがとても素敵!
インドでは未亡人が鮮やかな洋服を着るのは禁じられているとか。主人とメイドの恋愛もありえないそう。
大事に残すべき歴史と、発展していく文化は別ものじゃないかな。
それを発信できる映画が持つ可能性は大きいといえるはず。