ブラックユーモアホフマン

ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビューのブラックユーモアホフマンのレビュー・感想・評価

4.8
笑った笑った。泣いた泣いた。

アメリカの青春映画ってほぼハズレないなあ〜。なーんでこんなに面白いんだろう。

この映画で描かれている学校世界はある種ちょっとした理想的世界で、絶妙にファンタジーで、現実はもっと酷いんだろうけど、映画観てる間くらいこんな世界を心から信じてもいいじゃない、と思う。

でも多分、彼女たちは最後の一晩だけにしておいたから良い印象で終われたんじゃないかという気がする。ラッキー。
もっと深くクラスメイトたちのことを知っていくとやっぱり嫌いだな、相容れないなって思ってしまうんじゃないかと経験則から想像する。一回だけならいいのよ、ああいうのも。

ビーニー・フェルドスタイン最高。
もちろん『レディ・バード』も思い出す内容だったけど、今回は主人公の親友役というより親友2人が同列に主人公だったから更に活躍を楽しめた。

ウィル・フォーテ、また父親役かよ!笑『グッド・ボーイズ』に続いて。
あっちはセス・ローゲン&エヴァン・ゴールドバーグ製作、こちらはウィル・フェレル&アダム・マッケイ製作。まあ同じ界隈。

いやあ〜今年ベスト10決まりかかってたんだけどなぁ〜考え直さなきゃな〜。

【一番好きなシーン】
・「私の親友にそんなこと言うの許さない」
・喧嘩のシーンはカメラワーク、背景の演出も含め素晴らしかった
・そしてラストシーンのキレ味、最高