みんな言ってるけど、レディ・バードをコメディに寄せたような映画。
イケてない側の二人組が卒業前夜にイケてる側になろうと奮闘する様子は、アメリカ的スクールカーストとか恋愛とか将来とかティーン特有の悩みがそこかしこに覗かせながらも笑える。
いわゆるスクールカーストなんてものを脱ぎ捨てれば、もっと言えば社会的な立ち位置とか身分とか抜きにして考えれば、もっとみんな素直になってお互いのことを認められるのかもねと思った。
こういうティーン一夜の物語みたいなの嫌いじゃないです。むしろ好き。
やっとニックのパーティーに辿り着いて、二人組の両方が好きな人と上手くいきかけて幸せの絶頂というところのシーンで、perfume geniusが流れたのは最高だった。
あと、フレンズのフィービー役のリサクドロー出てきたのちょっと笑ってしまった。