現代版にアップデートされたかのような青春コメディの良作。
見た目もジェンダーも人種もスクールカーストも関係なく、みんな平等だし、人生を楽しもう!という表現がLAの今って感じがした。
正直、途中までそんなにハマれずに、何でこんなに高評価なんだろうと思って観ていました。
でも、パーティでのプールのシーンから一気に面白さが加速して最後は爽やかな涙と笑い。
主役2人もクラスメートも「みんな大好きだーーー!」と叫びたくなった。
卒業ものの作品は多々あるけど、優等生が主役で、しかもお下品なギャグを言ったりエッチなことも平気で言うキャラなのが新鮮。
イケイケのクラスメートたちも、実はそれなりに悩んだり、素顔や本音を隠して学生生活を送っていたんだなぁってとこがよかった。
心を開けば、見方や感じ方も変わるんだよね。
そこに気づけるか、気づけないかで人生は違ってくるかもなぁ。
高校時代の終わりって生まれて最初の分岐点で、別れがあって、将来への不安もあって、子供から大人への一歩を踏み出す瞬間でもある。
この手の映画を観ると、必ずあの頃の甘酸っぱい気持ちを思い出し、何ともいえない胸キュン状態になってしまう。
オリヴィア・ワイルドの監督デビュー作。美人なのに監督の才能まであるなんて!
パンダのぬいぐるみが〜🤣🤣🤣