【Music】佐藤直紀
総一郎の幼少期が星野源にしか見えなくて、もしかしてこの二人入れ替わってるのか?!って変な推理が働いてしまった挙げ句、そんなことはなかったというオチ。なんであんな似てる子役を使ったんでしょう…
観てるときは息を飲む展開に画面に吸い込まれたが、思い返すと、実際の事件の情報量を描かないといけないからトントン拍子で事が運びすぎて、ただペラペラ喋る人達を追っていくようだったな。
イギリスの達雄さんのみが不条理な、正義とは何かを考えさせられるいい余白を与えてくれていた。
音楽は佐藤直紀っぽさはあまりなく、シーンにふさわしいトーンを鳴らしていて話に集中できてとても良かった。中盤、オルガンの持続性がストーリーを一気に推し進める役割をしててまるでインターステラーのよう。劇中音楽で変に感動を煽ってなかった分、最後のUruの歌が救いの手を差しのべるように優しく悲しく美しく聞こえたのも素晴らしい。