たくや

罪の声のたくやのレビュー・感想・評価

罪の声(2020年製作の映画)
3.6
戦後最大の未解決事件と言われている“グリコ・森永事件”をベースにした社会派サスペンスドラマ。
マスコミとして真実を追う男と、事件に使われた脅迫テープが子供の頃の自分の声だと知った男…彼らが事件の真相に迫る!

だんだんとあきらかになる事件の全容が面白い。また犯人たちそこまで頭良くないのに、警察の組織連携ミスとマスコミの報道合戦の影響もあり、取り逃がしたという社会風刺も面白い。

途中までサスペンスとして楽しめたけど、最後…人によると思うけど、わたしは“胸くそ”でした。これはこの作品のメッセージや狙いでもあると思うけど、嫌悪感半端なかった(^∀^;)

あとつい先日観たばかりの「オカルト」に出演していた宇野祥平がここにも出てた!彼は不幸そうなおじさん役をやらせたら日本一だと思います(笑)素晴らしいキャスティング。
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