このレビューはネタバレを含みます
ずっと気になってて、やっと観ました。
2時間を超える映画なのに、途中でぐだぐだするような部分もなく、引き込まれました。
何も知らずに録音された声が、罪の一部を担ってたと知ったら、「人生狂わせられた」まさにそうだと思います。
録音された3人の子どものうち、姉と弟は裏社会から逃げられない人生、主人公は結婚し子どももいるが、そんな幸せが、罪だと感じてしまう。
本当の罪は、誰なのか。何なのか。
この【罪の声】のように、弱きものを狙い、何も知らずに利用された人がいると思うと、胸が苦しくなります。
恨み憎み怒りは、人を変えさせ、他人の人生までも変えさせる恐ろしい感情。
最後のシーン、声が聞きたいと言って、録音されたテープを再生させるところは泣けます。。。
人におすすめしたいです。