ゆき

罪の声のゆきのレビュー・感想・評価

罪の声(2020年製作の映画)
4.5
Filmarksさんの試写会にて鑑賞させていただきました!ありがたや!

最後の最後に胸のなかで拍手喝采( ; ; )
Uruさんの主題歌がとても良いです…
エンドロールで込み上げてきて、もう一度泣いてしまった。

原作を読んでいたので、あの次から次に出てくる沢山の登場人物を2時間半弱でどうやってまとめたのか不思議だったけど、どんどん進むわりには話の繋がりも違和感なく観れました。
ただ、原作では俊也は最初から1人で行動に出れていたわけではなく、もう1人いつも付き添ってくれた恩人がいたので。もう少しその辺の最初の葛藤の場面に重きを置いたシーンがあっても良かったかなぁと感じました。

それにしても人物1人1人の背景まで細かく描くのはさすがにむりだったけど、役者さんそれぞれの演技力で、観る側が想像出来るようなくらい皆さん凄かったです。
特に希ちゃんと総一郎くんに関しては、原作以上に描かれていたような気がして、映像として良い意味でショッキングで流石だなぁと感じた。
映像化の醍醐味!
やはりキーマンは高橋じゅんさんでした。
おっちょこちょいに感謝(笑)
そして阿久津が本当にいい奴でした( ; ; )
冒頭のテープ再生するところは何度も予告で見たけど鳥肌立ちました、、俊也の勇気に拍手。
星野源さんの京都弁自然でした!

原作を知っている人はまた読みたくなるし、知らないひとは絶対読みたくなると思います。
いろんな社会的要素やメッセージもあり考えさせられる事もあるんだろうけど、、難しいことはよく分からなくても家族を大切にしようと思ったし、子供が欲しくなりました。
ゆき

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