ごりぴー

パーフェクションのごりぴーのネタバレレビュー・内容・結末

パーフェクション(2018年製作の映画)
2.8

このレビューはネタバレを含みます

二転三転する感じは観てて面白かったけど全体的に突っ込みどころ多すぎてちょっとお口に合わない感じでした。
とりあえずグロい方向に持って行きたいんでしょうね。監督は中二病かな?容赦無い汚物とグロのオンパレードをぶち込んでおきながら演出面で妙にオシャレぶってるのがちぐはぐで鼻についた。ヨルゴスランティモス辺りを意識してるんでしょうか。この内容ならもっと突き抜けたB級テンションで作ればいいのに…。
シャーロットがリジーを「助けた」理由もイマイチ?自分と同じ目にあったから同情こそすれ彼女個人にはそんな思い入れ無いでしょ。あの夜初めて接触したのに。あんなめんどくさい手の込んだことするかな?たった一夜で心が通じた?そういうタイプには見えないので、師匠に復讐するための仲間にしようとしたとかかな。
あと精神病院の描写、拘束具つけて電気ショックっていつの時代よ…。

ラスト、二人で一つのチェロを演奏する絵面はものすごく好き。監督さん何よりもあれをやりたいがためにこの映画作ったんじゃない?あそこから逆算的に脚本組み立てていったんじゃない?なんて。

リジー役の女優さん若くて綺麗で可愛いのにゲロに野糞に汚いシーンばっかりで、やっぱりプロってすげえなと実感。
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