このレビューはネタバレを含みます
思ったよりもずっと社会派の映画でした。
ホームレス問題、就職難、人種差別、そもそも差別とはなんなのか、公共の場所でのルールとは、、、
市民を守るといいつつも、自分のことしか考えていないトップと、理解しているようにみえても結局味方にはならない警察。社会の現状が切ない。
その中でも、スチュアート自身の誠実さを理解し、応援してくれる人たちの存在をしっかりと描けていて救われました。
スチュアートのお部屋シーンが図書館員の薄給さと真面目さを表していてすごくいい。安いピザ買って、トマト育てる!片付いていないと気持ち悪い、落ち着いた空間!
社会の対応は憤りしかなかったけど(これはノンフィクションもとにしてるから仕方ないけど)図書館員のドラマはとても良かったです!!
最近『ブレックファスト・クラブ』見たから、エミリオ・エステヴェス監督脚本主演で感慨深いものがありました。