瓶

ストックホルム・ケースの瓶のネタバレレビュー・内容・結末

ストックホルム・ケース(2018年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

クライムものおもしれ~!
世間の評価はそんなだったけど、好きジャンルなので全然よかったです
冒頭の車にラースが乗るシーン、めちゃめちゃボラプみがあってワロタ 確か全編通してボブ・ディランの曲が使われてたらしいけどそこもなんか重なるな(?)
ラースはシンプルに極悪強盗犯なんだけど、要求以外はあまり騒ぎを起こしたくないタイプなのかな?ビアンカたち人質を悪いように扱ったりしないしね、、人質も窮地にいるはずなのに犯人たちが無駄にストレスをかけたりしないから「犯人の要求通せば無事の解放あるんじゃね?」ってなって協力態勢になるんだろうなって思った それに、警察や政府の動きが遅いのにも多少腹が立っちゃったりしてそう 「おまえら(警察)が動くの遅いし解放してくれる気ないならこっち(犯人)の要求を飲ませてやる そっちのほうが手っ取り早い」みたいな……………
まあでもそれだけじゃなくてラースたちが妙に親しみやすいキャラだったからっていうのもある
だからといって仲間割れしそうになったときにビアンカが2人に銃向けるのはヤバすぎておもろかったけど
描写が本来正義側として存在する人たちを、人質の意思とは疎通しきってない(させない)ようにしているから、ヴィランっぽく見えてしまうんだよね でもラースがその逆のヒーローに見えるかと言ったらそれは頷ききれないしなかなか不思議な感覚だった
ビアンカ、夜にこそこそ電話したいとかいう勇気を別の所にまわせよ(笑)
ビアンカがラースにキュンとしてしまう気持ちはわかるんだがラースがキュンとする要素どこ?死ぬかもしれないのに肝がどっぷり座ってるとこ?旦那に「死にたくない助けて好き」って言わずに子どもたちにごはんちゃんと食べさせてねのメッセージ残したとこ?強くて寛大な母親像?
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