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何かのざべすのレビュー・感想・評価

何か(2018年製作の映画)
4.0
たぶん元々もっと優しい夫婦たちなんだけど、
赤ちゃんがいる環境で、ストレスと不満が蓄積している。
間接的に互いをグチグチと責めてしまっていたり、
夫も妻もいっぱいいっぱい。
なにもなくてもボロボロ泣き出し鬱の手前っぽくなっている妻。
赤ちゃんにも妻にも優しくしようとはするけど、身体的にも精神的にも参っている夫。

分かるわ〜〜
同じ状況だわ〜〜
という親近感満載の導入ではじまるホラー。

こちら、監督のデビュー作だそうで。

見ている側の「単純な面白さ」はともかく、
設定や小道具をうまく随所に散りばめていて、「考えるの好きな人」向けに名作作れちゃう可能性もある監督だなっと思った!

センスがいいぞ!

センスといえば
作中の人物たちのお部屋と着ているものもシンプルでオシャレでいいな〜
ちょっといいもの買ってるの分かる。
夫婦でセンス合うと、イライラポイントが一つ減りますよね、羨ましい…(内容と関係ない感想)

面白さ☆3.5、監督のこれからに期待を込めて☆4.0!

そして、
なにはなくとも座敷童子
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