南森まち

フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊の南森まちのレビュー・感想・評価

2.6
フランス発アメリカのオシャレ雑誌の架空の記事を実写にした物語。
ポップなデザインとテンポ、ブラックユーモアあふれるウェス・アンダーソン監督の注目作。

監督の独特の世界観は表現されている、しかし、つながりがないブツ切りのエピソードが羅列されるだけの構成は今さら新しくも面白くもなく『パルプ・フィクション』の模倣に見えた。

『グランド・ブダペスト・ホテル』が良かっただけに残念。