ガク

フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊のガクのレビュー・感想・評価

3.6
映画は熱量が脚本演出演技などを通して観客に当てられ、観る側はそれを受け取って共感したり感心したりするが、本作はその熱量が画面の外には漏れ出ず、うちに篭りっぱなしだった。
何をどう良しとするかが分からない、掴みどころの無い作品だった。集中力も途切れる途切れる。
ウェスアンダーソン、日本やフランスが好きなのは分かるが、いっその事出身地のテキサスが舞台の映画を、真正面から作った方が面白いのにと思う。
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