MeiMorimoto

フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊のMeiMorimotoのレビュー・感想・評価

4.6
いや〜…すきですね…
映画をつくったのか雑誌をつくったのか この動く雑誌はまえがき・あとがきまで含まれている
今回またウェスがすきになったのは 映画というメディアの限界さえも魅力に変えてしまうところ たとえば子役と大人役で演者が変わってしまうのは映画では仕方ないが それをバトンを渡すかたちであえて見せている(おもしろすぎ) あとシーンの中心人物だけが英語で周りはフランス語なのに会話が成立していたり キャプション的にリアルでは存在しないようなグラフィックを足したり 映画の特権を存分に利用している

継続して考えたいことは グランドブダペストホテル フレンチディスパッチ アステロイドシティと三作とも映画の中にストーリーテラーを置いている 映画において監督自身がすでにストーリーテラーなのに?劇中劇中劇まで登場して入れ子構造にこだわる意図は何だろう?

マロングラッセたべたいな
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